新人戦篇Ⅱ

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「それなりに楽しめたし、もう終わらせようかな」 そう言った葵は凪と早苗の相手に野球ボール大の少し赤みがかった『アイスバレット』を放つ 本物の銃弾と同じぐらいの速さで 「ぐッ!?」 「ヴッ!?」 それぞれの腹に命中したソレは、小さな爆発を起こし命中した二人を気絶させる 「ん?もう終わりか…なっと」 「うぐッ!?」 素早くオートマチック型PMD…奏に『フォレスト』と名付けられた(リボルバー型PMDは『ベルン』)銃で顎先を『ウインドバレット』で撃ち抜かれた奏の相手は脳しんとうを起こしこちらも気絶 数秒の沈黙、そして… 「………1-B三名の気絶と一人の降参を確認ッ!勝者、1-Dッ!」 審判により勝利宣言がされた ーーー21:20・1-D学生寮/1D01/浴室ーーー 「はふぅ…」 「今日はお疲れ凪ちゃん」 「葵さんもお疲れ様ですぅー…」 トーナメント後、本戦の説明で遅くまで拘束されていた四人。 今は各自の部屋で自由に過ごすとゆうことで、 少し広めの浴室で体を洗う葵と湯船に浸かり極楽モードの凪
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