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本棚に追加「え、ちょ、まっ……」
私が止める間もなく、美里は画面をスライドしてさっさと通話に切り替え、耳に当てる。
「ちょっと藤井さん!!」
心の準備も整わないうちに、いきなりの喧嘩口調で通話は繋がってしまった。
そして美里が彼に何を言うつもりなのかハラハラする暇もなく、次の瞬間には一番言われたくないことを言われた。
「恵美泣かせないでって私言ったよね?!」
「ちょっとっ!!」
慌てて携帯を取り戻そうとして手を伸ばすが、美里がそれを空いた片手で阻止をする。
その間も当然会話は続行されていた。

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