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「あ、はい！ もちろんです。ってこれ……」
「うん？」
杉浦さんの確認が取れたのでデータを保存すると、人数分の枚数を入力してプリントアウトのボタンをクリックする。
プリンターは裏の事務室にあるからここからは伺えないが、今頃カタカタと音をたてはじめているはずだ。
「これじゃ、店長と豊田さんとほぼ交代で遅番することになっちゃいますね……」
「大丈夫よ、長くこんな状況になりそうだったらまた考えるから」
それだけじゃなく、店長が中番の時の遅番、遅番の時の中番も全部私にしてある。
杉浦さんだけじゃなく他のアルバイトの子も念のため外しておいた。
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