はじめに

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この本のページを開いてくださった皆様、ありがとうございます。 私は4歳の娘と、7ヵ月の息子を持つ、育児真っ只中の母親です。 今でこそ、このように携帯小説を手掛けるという、時間に余裕のある生活をしておりますが、娘が産まれたばかりの頃は、ただただ育児と家事に追われる毎日でした。 子育てにはわからない事ばかり。 なぜ泣き止まないの? なぜ食べないの? なぜ手をつないでくれないの? なぜ寝付きが悪いの? 日々の《なぜ?》と向き合いながら出した答え―――それが「クロネコのまち」には詰まっています。 この物語は「クロネコのまち」の続編です。 4歳になり、少し成長した娘が出会う、新しい冒険です。 弟が産まれ、お姉ちゃんになった娘に贈る物語… クロネコのまちへ、いざ!
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