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わぁ、と私は喜ぶ。
「やっと、徹さんに会えるんですね。」
結が私に告げ口する。
「徹さんは
すっごく、イジワルだから、あんまり喜ばなくて良いですよ。」
イジワル？、と私が笑うと、鏡も笑う。
「結とテツは年が近いから、なんだか、昔から犬猿の仲でな。
・・・・・・・・・・でも、テツの言い分の方が、大体、正しい。」
ひどいっと結が怒るが、
皆が声を上げて笑うので、プイッと拗ねるしかなかった。
その夜、後楽会にお邪魔する旨を由香里と麗子にメールすると
２人からも楽しみにしているとメールが来た。
また、和田家の人とゆっくり話せるのが楽しみで
その日は幸せな気分で眠りについた。
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