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そんな週末の日曜日、会社に突然、鏡が結と現れた。
私と神田が呼ばれ、ランチに出る。
ランチの席で、結が切り出す。
「2人に再来週にある、後楽会に付き合って貰いたいの。」
後楽会?、と首を傾げた神田に結は簡単に説明した。
聞き終えた神田は、ああ、と頷く。
「要するに、接待と言うところだな。」
そういうことだ、と鏡は頷いた。
神田は疑問を口にする。
「・・・なぜ、俺まで必要なんだ?」
結がにっこりと微笑む。
「それは、私が行くからですよ。
義人さんには、私のエスコート、してもらわなきゃ。」
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