青木誠の心情

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会計を済ませて2人で駐車場に向かう。 休日な事もあって車が停められたのは5階の駐車場。 その駐車場に着いて星野さんが言った一言が…… 莉「………このレガシーが先生の車?」 これだった。正直おどろき。星野さんに車好きなのかを尋ねたら“人並み”と返されたけど、そうでもない気がする。だから…… 青「トランクを見ずに車種が分かるのはその車に乗ってる人か車好きくらいだよ」 荷物を後ろのトランクに積めようかとも思ったけど、駐車場が意外と狭くて開けられないのに気付いて後部座席に置くよう言った。 俺は気にしないけど星野さんは後部座席の足下に荷物を全部置いていた。きっと親御さん達がそうしてたんだろうな…と思って特に何も言わなかった。 青(てっきり座席の上に置くかと思ったけど……) 全部荷物を入れたのを確認して助手席のドアを開けて待っていると星野さんはとても驚いている顔をしていた。 後で詳しく聞けば後部座席に座るつもりだったらしい。とにかく助手席に乗せて、自分も車に乗ってシートベルトをしたか確認して出発した。 とはいえ、自宅の場所を分かってない俺は星野さんに家の場所案内を頼もうとしてスッカリ忘れてた。 星野さんが地理ダメなことを。 仕方なしにカーナビにセットして(やっぱり星野さん車系慣れてる手つきだった)星野さんの家に向かった。
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