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でもやっぱり気になって俺は家族に相談してみた。
「私はその子の言ってる意味が分かるかも…」
でも何で姉貴にしちゃったんだろ…;
切「分かるのか?」
「は?私はあんた程バカじゃないわよ。その子は、あんたがキレると目が赤くなるのを知ってそう言ったんでしょ?」
切「そうだけど…」
どうやら母さんも姉貴も星野先輩と同意見らしい。
「赤也のテニスプレーを知ってる人なら、これといって何も思わないかも知れないけど、実際に成績も残ってるしね。でも、それは中高までだよ」
「そうそう、いざ社会人になったら我慢しなくちゃならない事が多いの。だから今のうちに自分の興奮状態を制御しないと後で困るのは赤也だから。だからその先輩の子は、そう言ったんじゃない?」
「でもお母さん、それだったらボールより赤目になったら勉強させるってのもいい案じゃない?」
「それ良いわね!」
切(よくねぇ…;)
でも星野先輩のお陰で最近キレてないし…いい人ってのも知ったし、今度から“莉子先輩”って呼ばせてもらお!
莉「プリントかー。それいいね!やらせるか!」
うちの親…幸村部長に言ったな…(赤目)
蓮「赤也、英語のプリント1枚だ」
切「そんなー!?」
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