第1章

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たぶん、顔は真っ赤だったはず 私の<へーそうなんだー>から会話はなく… だけど土谷くんも動こうとしない そして私の頭はオーバーヒートして使い物になら無かった ずっと一緒にしゃべりたかった こんな風に机挟んで座りたかった! 手なんかくっついちゃえばいいのにとか思ってたけど いざとなるとお手上げ状態… 土谷くん、なんか喋って! なんでもいいから喋って!! このテンパった私を救ってくれ!! 喋らないなら席に戻ってくれ! たのむから!!! きっと目は泳いでたと思う 不審だったと思う でもそれどころじゃなかった プレッシャーに弱いのは昔から 精神状態最悪だった
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