第1章
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あの時の顔を忘れたくても忘れられない 声は出てなかったけど二人の顔は物語ってたね (…しらんの?…まじで?ありえん…) 今時の子なら知らない人はいないってくらい有名だったのよ、スギゾー 音楽番組見ててもバンド名覚えてもメンバーの名前まで知らないっての だから二人は私のこと異星人みるかのようだった やっとこさ口を開いた男子は私に言ったのよ <俺のじーちゃんだよ>
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