第2章「告白」

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さて土曜日のデートだが… 散々だった… 全て僕のせいだ… 死ぬほど緊張したせいで記憶も途切れ途切れだが 道に迷う まったく気をきかせられない 映画も彼女にとっては無反応 あげくの果てに、お腹をすかせた僕を彼女は無言で食事にエスコートしてくれた… 失敗しかしていない… 僕にとってデートなど100万年早かったと実感させられた その後は今まで通り食堂で出会っては黙々と食事を続けるだけの生活が始まった
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