2人が本棚に入れています
本棚に追加
「は?……なんで切られたんだ?」
頭の中は疑問符ばかりが浮かびあがる、しばらく考えていると廊下がうるさくなってきていたのに気が付いた少しトイレから覗いて見るとトイレ見える自分が居たであろう病室を見て居ねぇ!!居ねぇぞ!と大声を上げる人物達が目に入ったまた冷や汗が出る今日はやけに冷や汗をかく日だなぁ……。
少しばかり出づらくなってこそこそとその場から逃げ出すように病院を出た。
ワイワイ処かドンガンガッシャーンと物凄くうるさい街を少しあるく、ふと目に入った少し壊れた傘を持って思いっきり握ってみる、グシャッ……ふむ、力は前の世界より強くなってるみたいだ。
少し落ち着いてきたので病院に戻ってみる、病院に入るドアで勢いよく誰かとぶつかり少し跳ね飛ばされ頭を打ってまた気絶した。
また気が付きベッドの横を見遣るとそこにはよく漫画やアニメで見慣れた人物【スティーブン・A・スターフェイズ】が居た。
「スティーブン・A・スターフェイズ……。」
思わず声に出してしまった、こちらをバッと振り返って驚きを隠そうともしない顔が見えた、あ、やっべぇにやける。
必死に口を色んな意味で隠してしばしの沈黙が流れる。
「何故、僕の名前を知っているんだ?」
警戒を含んだ冷たい視線が痛いめちゃくちゃ痛い、渇いた笑いと苦笑いをしていると
「スティーブン、どうだね彼の様子は」
そちらへ顔を向けると真っ赤な髪の大きな人物【クラウス・V・ラインヘルツ】だった。
「あぁ、クラウス、平気そうではあるが初対面で僕の名前を知っているようでね」
最初のコメントを投稿しよう!