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狩野氏と別れた後、僕は自宅マンションに帰り恋人の帰りを待った。 寝室のブラインドを上げて、光る夜の街を見下ろして、ふうっと息を吐く。 彼と出会う前は、数年後、高層マンションで男性と生活を共にする日々が自分に訪れるだなんて、考えたこともなかった。 壁一面の本棚に、キングサイズのベッド、美しい夜景。白い猫。 全てが、夢物語だと思う。 ずっと、醒めなければいいと思う。
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