一郎さん、ファイト！

俺は営業！みたいな

「まぁ、とはいえ、和成さんと同期で、天海電機の部長職です。
あの様な、古い体制の会社で、お若くして部長なんて、身内以外ならば、相当優秀なお方なんだと思いますよ。」

境田様が、冷静にお答えくださっている。

俺も落ち着かなければ。

「そうだな。こちらは、創立数年、従業員数4人の専務、あっちは、創立…何年だ？まぁ、従業員数は、工場のパート除いても、1000人以上のでっかい企業の部長。
どう考えても、女の子はあっちにつくな。

俺様は下手に出て営業せないかん。」

「お前、判断基準そこ？」

浩成が呆れ気味に言ってる。