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「りじゅぅ、ん?
…………まだダメだ」
センセぇ、アタシね。
センセぇになら、何をされても許せるの。
ハァ、ぁ、あぁぁぁぁあ……
センセぇったら
そんなこと、したかったの?
うん、大丈夫よ。
「ほら、りじゅぅ…」
くるり、と身体が反転させられる。
はぁ、ン。
軽々とアタシを動かす腕や手が
やっぱり男の人だな、と惚れ直しちゃう
力が入らない足指は、シーツの上をツルツルと何度も滑る。
ねぇ、センセぇ…
春先の猫の鳴き声は、破廉恥すぎるって軽蔑してたんだけど。
そうなるのもわかってきちゃう……
ン、ハァ…ァア、
ッハ、あぁあ…!
長い長い時間をかけて
燻りつづけた身体の中の熱は
短時間で消えたり
簡単に収まったりしない
助けを求めているつもりはないけれど
無意識に何かを掴もうとして
空を切る指は
まだ痺れている
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