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そういいつつも、コウスケのそこは勝手に反応して、大きくなっていく。
「くふふ。コーちゃん、きもちいい?」
ホカ弁を食べていた手が止まってしまう。新聞を読む集中力が途切れてくる。このまま流されたら、明日は確実に死ぬ。分かっているけど……。分かっているんだ……。
「あーーーー!」
コウスケは一声叫ぶと、ミノルを抱き起こし、さっきまで自分のそれを咥えていた唇を吸った。
うざくて愛おしい。三十のくせにやることしか考えてない。いつまで経ってもひらがな言葉で甘えた声で喋る。なにもかもが、いらっとするのに、どうしても憎めない。
汗を掻いたミノルのうなじに唇を這わせ、Tシャツを脱がせて、尖った淡い尖端を指先で捏ねる。
ミノルが愛撫されながら、自分で短パンを脱ぎ、裸になると、同じように大きくなったそれを、コウスケ自身にこすりつけてくる。
もう止まられない。止めるタイミングが分からない。
蒸し暑い部屋で汗だくになりながら、コウスケは堪らなく昂ぶったそれをミノルの中に滑り込ませ、甘いあえぎ声を聞きながら、快楽の渦に身を投じた。
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