第1章

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 憧れだけであなたを追いかける僕のことを、うざい奴だと思うでしょうね。当然ですよね。  あなたが店をやめてほかの会社に就職すると聞いたとき、僕は勝手にあなたに裏切られたと思って、口も利かなかったんですから。  本当に僕は子供でした。あなたに見合わない男だったと思います。  もしも、僕が目標をやり遂げてあなたの会社に就職したら、あなたに伝えたいことがあります。  それまでは、この手紙もこの思いも、大切に心にしまっておくことにします。  また、いつか会える日を夢見ています。
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