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われわれは毎日、深く深く潜る。
それが仕事だ。
不審な外国船が領海に侵入するのを監視するために、使命を全うしているのだ。
われわれが乗る潜水艦はかなりの大きさだ。
地上や水面に浮かびあがるとその大きさに驚くはずだが、とても広大で深遠な海
の中では、とてもちっぽけな存在のように感じられる。
いつも細心の注意を払いながら、レーダーに目を向けていた。
時々、レーダーに反応が現れると艦内に緊張が走る。
多くはわれわれの国の漁船や貨物船、タンカーなどだが、それでもその船の正体
がはっきりするまでは息をのむような時間を過ごしていた。
もしも敵対国の船だった場合、すぐに本国に報告を入れなければならない。
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