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それと同時に相手国の船に警告を発しなければならない。
下手をすると反撃される可能性もありえる。
われわれは誰も見ていない深海にいるとはいえ、一瞬として気を抜くことは出来
なかった。
それにしても海の中とは本当に静かなものだ。
もちろんそれは空気がないため、音がほとんど伝わらないということだろう。
太陽の光が届かないのもその一つの理由と思われる。
海の中は本当に本当に暗い。
強い光は暗い海の中にあって、相手国の船にその姿を晒すことになる。
もちろん深海魚たちを驚かせてしまうことにも。
だから、前進するために最小限度の光しか発することが出来なかった。
しかしながら、この艦内の中も異様に静かに感ずる。
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