第一章

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… 拓真「これは…酷いな」 海岸方面へと来た拓真は目にしたのはこっち方面は住宅などに火の手は届いていないが、衝突したであろう廃車が多数あり道路には至るところにゾンビに殺られた人々の血がこびりついている。 拓真「ここは一気に突破するべきだな」 そういって長く此処には居たくないと思い拓真は向島の橋へと向かうが途中でゾンビに遭遇したが転生して直ぐに戦ったゾンビの数とは比べ物にならないほどに多かった。 拓真「くっ!かなりいるな」 風神弓「見積もって40人ほどはいるでしょう、主、私はここは撤退を進言します」 拓真「確かにそうだなここは…」 ???「えぐっ…ひっく…パパ…ママ…」 拓真「っ!?」 数が多すぎるために撤退しようとした矢先拓真の耳に女の子の泣き声が聞こえてきて聞こえてきた方向に向くとゾンビの群れの奥の方に縮こまってで泣いている女の子がいた。 拓真「生き残りか!」 風神弓「っ!!主!!ゾンビ達が女の子の方へ!」 この惨状で生き残りがいるとは思っていなかった拓真は驚くがそんな暇もなくゾンビ達は女の子の泣き声で女の子の方へと向かっていく。 拓真「まずい!あのままじゃ!」 女の子「ひっく…!っ!!あ…ああ…」 女の子もゾンビの存在に気がつき恐怖に陥る。 ゾンビは女の子を殺そうと一歩一歩と近づいていきもうすでにすぐそこまで近づいていた。 女の子「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 拓真「やめろ!!!!!!」 拓真は風神弓の矢で女の子に襲いかかる戦闘のゾンビを撃ち倒して全速力で女の子の元へと行きゾンビと女の子の前に立つ。 拓真「消し飛べぇ!!」 風神弓の矢を無意識で最大出力で放ち一列に並んでいたゾンビは風神弓の矢で次々と吹き飛んでいった。 拓真「はぁ…はぁ…」 女の子「あ…あ…」 最大出力で放ったために拓真は疲れの色を見せて女の子は何がおきたのか分からず呆然とする。
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