第一章

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四宮の両親を解放してから数十分が経過しており、二人の遺体を埋葬してから無言の時間が過ぎていた。 桜花(椿のデバイス)「それでこれからどうする?」 椿「…どうすると言われても…」 拓真「…向島にいこう…そこに避難場所があるらしい…」 風神弓「主の当初の目的地でしたね」 椿「ならば…行こう…こうしていてもなにも変わらないからな…蕾、ひまわりもそれでいいか?」 蕾「はい、私もその方がいいと思います」 ひまわり「うん」 椿「そうか…なら急ごう…だが天馬には3人しか乗れそうにない…」 拓真「なら俺が徒歩でいくよ、天馬には蕾とひまわりが乗ってくれ」 椿「そうだな、そちらの方が適切か」 そうして蕾とひまわりが天馬に乗り込み拓真と共に低空で移動する。
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