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「ちっ…違うもん」
「ふーん、あ、そ。
んじゃ次はこの問題を、1分以内で解け。はい、よーいスタート!」
「ちょ…待って!無理っ!」
慌てて訴えた私を紺野君は無残に切り捨てた。
「いいからやれ」
「…はいぃぃ…」
しぶしぶ渡されたノートに視線を落とすと、そこに書かれていた問題に動きが止まる。
『128√e980』
そしてその問題を半分に割るように何故か1本横棒が引いてある。
「この問題な、のび太でも解けるから」
「へっ?」
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