Act.3

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「ちっ…違うもん」 「ふーん、あ、そ。 んじゃ次はこの問題を、1分以内で解け。はい、よーいスタート!」 「ちょ…待って!無理っ!」 慌てて訴えた私を紺野君は無残に切り捨てた。 「いいからやれ」 「…はいぃぃ…」 しぶしぶ渡されたノートに視線を落とすと、そこに書かれていた問題に動きが止まる。 『128√e980』 そしてその問題を半分に割るように何故か1本横棒が引いてある。 「この問題な、のび太でも解けるから」 「へっ?」
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