Act.16 #2

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「メシ、食って来た?」 「あっ…まだ…」 「ならちょうど良かった。俺も食ってないから途中で食って行くか」 「……うん」 何だろう。何かいつもの紺野君とは別人みたいで。 抑えていた”好き”がこみ上げる。 お願いだから優しくなんかしないで。 いつもみたいに冷たくして欲しいのに。 心の中でそんなことを願う私は、やっぱりおかしいのかな。
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