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放課後の教室で毎日一緒に勉強しながら、本当はずっとドキドキしてた。
「あの時さ、ホントはお前全部問題分かってたろ。
のび太の問題を除いてだけどな」
一世一代の告白だったけど。
結局あの答えを伝える前に我慢出来なくなって。
『俺の傍にずっといろ』なんて、カッコつけた自分が一番緊張してたなんて絶対小雪には言えないなと思いながら小さく笑った。
「だけどな……あの時の気持ちは今でも変わってないから」
この想いだけはどうか彼女の心に届いて欲しい。
閉じた瞼に浮かんだ姫紫にそう願った時だった。
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