第4話(裏)脱獄までの物語

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俺の名はジョニー・メブルシフト… ジョニーでいい…俺は 同士に貰った脱獄までの地図と 例の物を渡された。 今日は、シフルト刑務所を脱獄する 警備が充分過ぎるぐらいに脱獄は難しい だが…途中、1人の男が脱獄の手助けをして貰い助かった。男は仮面を被り 顔は見えない…怪しいがあの厳重な警備を 簡単に脱出するぐらいだ…かなり凄腕に違いない 俺と仮面の男は 同士が待つポイントに向かっていた。 すると、1人の警察官が近付いて来るのがわかると俺は直ぐ様 隠れた 「警備が厳重過ぎる…」 俺は呟くと 仮面の男がナイフを取り出し 「…俺がやる」 と言い 仮面の男は気配を消しながら 警察官に近付き…そして 持っていたナイフで 警察官の首を切り裂き 「!?」警察官は声も出せず 死ぬ… 俺は少しばかり恐怖した…仮面の男の 人を殺すことに躊躇がないことに… 仮面の男は死んだ警察官のピストルを奪い その場に置いた。 「…行くぞ」と仮面の男が言い ジョニーは従うままに仮面の男に着いて行く。 そして、仲間が待つ ポイントに着くと 1人の男が車の側で待っていた。 「同士よ 待っていた…そちらの方は?」 同士が仮面の男に気付き 少し警戒をしていた。 「ここまで、私の脱獄を手助けしてくれた人だ」 俺は素直に仮面の男のことを話すと 同士は警戒を解き 「そうでしたか…ありがとうございます」 「別にいい…この車で脱出するのか?」 「はい、そうですが?」 「…そうか…なら、お前の役目は終わりだ…」 仮面の男はピストルを取り出し 引き金を引く パンッ!!とピストルの弾が男の心臓に直撃する。 「な、何を!」 「うるさい…早く乗れ…今 ここで死ぬか 明日のお日様を見るか どっちがいい?」 仮面の男はピストルをジョニーに向けている。 ジョニーは言われるがままに 車に乗り込み 仮面の男の指示を待つ 「カウラズンに迎え 俺はそこに向かいたい…終われば解放してやる」 ジョニーは車を走らせ カウラズンに向かう。 ジョニー・メブルシフトは 脱獄は成功したが恐怖が残ったまま ある審判の日まで怯えることになる。
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