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起
「いつの世も
恋が溢れし
心有り
古よりの
営みが内。」
承1
「一星が
瞳に映る
輝きは
位違いも
心、焦がれて」
承2
「帳越し
私の心
捕らえしは
貴方の秘めし
清き御心。」
転
「縁こそ
織り成す事も
許されず
対の哀しみ
その身に沁みる。」
結
「哀しみに
沈む二星
憐れみて
天が河へと
一時が橋。」
了
「今もなお
数多が心
映すのは
永久が想いか
七夕が夜。」
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