第3章

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「でも猪鍋を食べれるのはカノンさんのおかげでしょ?」 「うぐっ!…肉さえ買えば猪鍋に出来るし」 「でもリノちゃんは買って来ないよね?」 「うぐぐっ…!」 のほほんと笑うマリナに弄ばれるようにリノはどんどん言葉に詰まっていく。 「まあまあ、いいじゃないか…俺が変態だからって今さら何が変わるワケでもないだろ?ソレより鍋食おうぜ、ほら肉追加するから」 「わーい、お肉♪お肉♪」 「もうっ…ちゃんと野菜も食べないと」 「美容の秘訣はバランスの良い食事を摂ること」 なんだかんだワイワイ騒がしくなりながら4人で仲良く夕食を食べ進めた。 こうしてオトモ派遣会社『救済会』の一日は過ぎて行く…
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