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……はぁー…。
心のなかで盛大にため息をはく。
私と河内が公の場で必要以上に馴れ馴れしくしてることなんてなかったはずだけど?
どうせ難癖つけてくる人が現れるのは目に見えていたけど、言いがかりもいい加減にしてほしい…
「ただのクラスメイトですが。」
「嘘よ!!」
…やっぱり
これでは引き下がらないのは目に見えていた。
「根拠は?」
「えっ…」
「嘘だと決めつける根拠はどこにあるんですか?」
「だってあんた、河内くんと一緒に帰ってたじゃないっ!!」
「そうよ!」
「そっちこそただのクラスメイトって言う根拠をしめしなよ!」
たぢたぢしながらも言い返す先輩たち。
「時間が遅かったので親切心で送ってくれただけです。」
「う…」
「まだ嘘だと言いますか?」
重ねて私の言うことを否定しようとする言葉を遮るようにいい放つ。
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