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「あー終わった…そっちは？」
「ぼちぼち。続きは明日やるわ」
「俺www結果出ず仕舞いワロタwww」
岸辺は結果が出なかったようだ。
「そろそろ新山帰ってくるかね？」
「さぁー、あいつ隣の◯◯県やろ？」
「確かねー」
「俺帰るべwww」
「んじゃ、俺も帰るかー崇博は？」
「んー、もうちょい残るわ、またね」
岸辺と伊藤が帰りの支度を始める。
崇博はPCで海外サイトに載っている論文を漁る。
21:00。
「あー疲れた…帰ろ」
崇博がグーッと背伸びしながら立ち上がり、荷物を片付ける。
「っしょと、教授、お先に失礼します」
教授は研究室内の、さらに区分された部屋にいる。
扉をノックして、少し開きそう言った。
「あーお疲れさん」
いつもの恒例なのでサラッと済ませる。
廊下に出て、しばらく歩いていると新山と会った。
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