第13章 目覚めたミツバチ

16/25

141人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
「この間は――すっかり洗練された君を見て、どうしたらいいか分からなくなった」 それで僕を チョコレートまみれに? 「もっと君のイメージ通りの男を演じなきゃと思ってあんな真似……」 恥ずかしそうに思い出し笑いして 白河さんは口元を押さえる。 「白河さん……僕ら……」 セクシーな長い指が 今はたまらなく愛しく思えた。 「とんでもない遠回りをしているみたいです」
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

141人が本棚に入れています
本棚に追加