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目に見える動揺とは裏腹
白河さんは僕の華奢な腕をがっちりと掴んだ。
「それは保障できないな」
「アンッ……」
そのままベッドに押し倒されるまで
いくらもかからなかった。
興奮した獣のような瞳は
怖いけどぞくぞくするほど魅惑的だ。
「優しくはできないかもしれない――だけど」
僕の身体を包み込むように
両手で弄りながら。
「君を誰より大切にするよ、ミツバチ」
白河さんは囁いた。
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