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白河さんの唇が首筋を下ってゆく。
「ンッ……」
熱い吐息に
自然と胸が上下した。
「声、我慢しなくていいよ」
長い前髪が目元を半分覆ったまま
僕を見上げる。
「聞きたいんだ――君のヤラシイ声」
ガウンが肌蹴て
逞しい上半身が僕に覆いかぶさった。
「ひゃっ……」
胸元まで指を滑らせると
指先の動きは段々と大胆になっていった。
「白河……さんっ！」
突起に触れられて洩れる
女の子みたいな喘ぎ声が恥ずかしくて
僕は思わず手の甲を噛んだ。
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