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次にどう料理されるか
おおよその察しはついた。
「――大丈夫。僕は上手だ」
身体を固くする僕に
優しく触れて
「それに――愛した子を傷つけたりしない」
白河さんは魔法の言葉を囁いた。
「もう一度……言って」
「ん?」
言ってくれれば
「愛してるよ、理央」
もっと深く
彼を受け入れられる。
「いいよ……して」
たとえ多少の痛みを伴ったとしても――。
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