第13章 目覚めたミツバチ

25/25

141人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
次にどう料理されるか おおよその察しはついた。 「――大丈夫。僕は上手だ」 身体を固くする僕に 優しく触れて 「それに――愛した子を傷つけたりしない」 白河さんは魔法の言葉を囁いた。 「もう一度……言って」 「ん?」 言ってくれれば 「愛してるよ、理央」 もっと深く 彼を受け入れられる。 「いいよ……して」 たとえ多少の痛みを伴ったとしても――。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

141人が本棚に入れています
本棚に追加