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「誠都さん、あなた信じられないって顔してますね。でも安心して下さい、信じて下さい、私美人ですから」
全く意味が分からない。
「なんの根拠にもなってないぞ。つか、神ってんならなんで地上にいるんだよ」
「神が天界にのみいるものだと誰が決めたんですか。地上のコンビニ巡りをしたっていいじゃない、創造神だもの」
神であると肯定したエリーゼの台詞からは、彼女のコンビニへの情熱も汲み取れた。コンビニ厨の誠都としては、どこか通じるものを感じた。
「ま、それで路上にぶっ倒れてちゃあ世話ないけどな──」
──待てよ?
と。誠都に、電流走る――!
閃き……圧倒的閃きっ……!
自身の台詞から、ふと、ある疑問に誠都は思い至ったのである。
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