第3話『3ぐっぱー。』

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はっきり言って、もう蟹など見たくもない。 先週、この先5年分は一気に胃袋に納めたので。 彼は早速、例のじゃんけんを始める。 「がんばって!」 応援している自分が意味がわからない。 完璧に彼のペースに飲まれていた。 彼はこちらに微笑んで頷き、蟹に真剣な眼差しを向けた。
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