第1章

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病室(個室です)に戻り お腹すきましたアピールをする息子を抱き上げ授乳しながら声をあげて泣きました あんなに嗚咽したのは初めて 泣いて泣いて 一生懸命に母を見つめる息子が愛おしくて悲しくて 壊れてしまう そう思いました でも、今日は娘の誕生日で 私の実家で私が来るのをケーキを食べずに待っててくれているので 行かなきゃ! あの子にとっても私はお母さんだから!! 壊れてる場合じゃない! しっかりしろ!!! 涙を拭いて 笑顔で娘に心から「お誕生日おめでとう、産まれてきてここまで元気に育ってくれてありがとう」 と言えました 長女と長男反抗期で大変だったけど、ただそこに存在してくれてるだけで 今まさに心壊れそうだった私の支えになりました
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