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「……明日朝迎えに来るから」
深夜零時。
シンデレラは王子様に馬車で家まで送って貰いました。
ガラスの靴も両方揃って履いてます。
…さて、
この後物語はどうなるのでしょう?
「…ご馳走さまでした。
私とケン君の分まで出して貰って…」
岡崎さんが和花の前で平気な顔で明日の約束を私にしてきて、…ちょっと、優越感で浮かれ気分。
「…あ、私も。結局差し入れ以上にお金使わせてすみません…」
和花に続いて慌てて顔を引き締め、お礼を言った。
お酒四人分に代行代…。
私が図書館に差し入れ持って現れなければ出なかった突然の出費。
「…いいよ。大丈夫。
後で全部ケンに請求するから。
じゃあね。おやすみ」
足早に待たせている代行の車へと岡崎さんは戻って、そのまま帰って行った。
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