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「…調子、狂うなぁ…」
キッチンに立って、思いを零した。
一体どういうつもりなのか、
さぁっぱり! …分からない。
私は明日久しぶりの出社で、
岡崎さんとは平静を装った対応に迫られ大変気苦労する予定だった。
なのに…
「…どうぞ」
リビングに戻り、岡崎さんのそばへ行くとおしぼりを渡した。
「…風邪は良くなった?」
「……お陰様で」
「思ったより元気そうで良かったよ」
「…岡崎さんもお元気そうでなにより」
「あんな雨の中、傘も差さなかったら風邪を引くに決まってる」
「…用件は私への文句ですか?」
私が風邪で体調崩して仕事休んだことで安藤さんやみんなに迷惑がかかったはず。
それを責めに来たのかな?
「…社会人として、体調管理もままなら無くてどうもすみません。以後気をつけ…」
「これでも責任、感じているんだけど」
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