理を屈する

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私という人と成りと言葉を 書く為には文字が必要であり 文章が必要だと思ったのだ 砂糖を入れないアイスティー 砂糖を入れないアイスコーヒー 一番好きな飲み物は冷たい烏龍茶 私の血である栄養源 ソファーに寝転がり 頭ではなく胸の辺りで 携帯を打ち込んでいる 作家、詩人、漫画家、画家、 いわゆる芸術家にとって必要な 知識と共感性に乏しくも 発想と憑依されたような 狂喜じみたものならば 私にも存在できる武器であろう なぜならば 私が私を詩人と呼ぶのは 文章力がなく言葉の常識 それに必要性を感じない 囚われた言葉こそが 絶望だとはおもわないか 自由とは概念の罪
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