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翌朝、早く目が覚めた俺は二度寝も出来ず、学校の準備をする。
「おはよう。」
母親に挨拶すると、朝御飯だからじーちゃんを呼んでこいと言われた。
じーちゃんの部屋ではなく、外から声が聞こえる。
玄関から外に出ると、近所のばーちゃんと立ち話をしてる。
そしてその向こうにあいつ。
昨日のじーちゃんの立ち話を聞いてただけか。
視線があった俺に、声は出さず「お・は・よ」と笑いかけてきた。
あいつと視線があった事も、笑顔も驚いて挨拶ができなかった。
そしてあいつは歩いていった…。
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