第1章

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翌朝、早く目が覚めた俺は二度寝も出来ず、学校の準備をする。 「おはよう。」 母親に挨拶すると、朝御飯だからじーちゃんを呼んでこいと言われた。 じーちゃんの部屋ではなく、外から声が聞こえる。 玄関から外に出ると、近所のばーちゃんと立ち話をしてる。 そしてその向こうにあいつ。 昨日のじーちゃんの立ち話を聞いてただけか。 視線があった俺に、声は出さず「お・は・よ」と笑いかけてきた。 あいつと視線があった事も、笑顔も驚いて挨拶ができなかった。 そしてあいつは歩いていった…。
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