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三行恋愛「片想い」
その人はテニスサークルの先輩です。背が高くて、優しくて、テニスが上手で、ちょっぴり子供っぽい笑顔が素敵な先輩。
喋るのが苦手な私は、先輩とはあまり話したことがありません。友達の後ろでニコニコしながら眺めてるくらいしかできません。でも、先輩の楽しそうにしているところを近くで見ているだけでも幸せなんです。
「サンキュ」転がってきたボールを投げ返したら先輩が笑ってくれました。いつかあの笑顔を独り占めできたら嬉しいな。叶うことない妄想ですけど。
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