0人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、病院につきました。
病院の中に入ると、男の子が口を開けて、目を開けて、亡くなっていました。
間に合わなかったと思いました。
先生によると、病院に到着する5分ほど前に心配停止の状態だったそうです。
先生が猫用の棺桶に男の子を入れてくれました。
そして家に帰る途中で花を買い、男の子の眠る棺桶に供えました。
家に帰り、父が帰ってきました。
そして、普段自分達の前では泣かない父が泣いていました。
顔は見えませんでしたが、確かにその背中は震えていて、父もとても辛いのだと実感しました。
最初のコメントを投稿しよう!