第2章

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「はあぁぁ!!」 気合の掛け声と共に隙だらけの黒狼に突きのラッシュを食らわせた。 その間に俺は反対側に移動して黒狼の後脚を細い棒と細いワイヤーで結び、木に巻き付ける。 「グルゥ!!フグッ…!?」 黒狼はようやく牙を引っこ抜いてお姉さんにさあ反撃だ!って振り向いた所でこけた。 理由は右後脚が木に拘束されているから。 「一気に畳み掛けるクマ」 「それそれそれそれそれー!」 一方的なお姉さんの攻撃に黒狼は反撃する間も無く倒れる。
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