第3章

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「私なりのお礼よ、こんなにいっぱいあるんだもの…依頼人には黙ってれば分からないわ」 「じゃあありがたく受け取るクマ!」 二度目の断る言葉が思いつかなかったので取り敢えず貰っておく事に。 「また会えたらイイわね…じゃあ」 手を振るお姉さんに宝石をリュックに入れて手を振り返すと荷車を引いてどこかに歩いて行く。 「ただいまクマ」 「あら、お帰りなさい」 建物の中に入るとちょうど客が居ない時間帯だったらしくメリアは本を読んでいた。
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