第2章

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「今日はどこ行クマ?」 「あら、あんた喋るのね…珍しい」 早足で歩くお姉さんの隣を歩きながら尋ねると立ち止まって俺を持ち上げた。 「クマクマ、オトモには喋れるタイプも居るクマ」 「へぇ~…今度そういうのを指定してみようかしら…」 どういう原理?とお姉さんはぬいぐるみ状態の俺の身体を弄り回す。 あっ、ソコは…あははっ!くすぐった…おうっ! 内心100面相のようにしながらも外面には出さずに無抵抗でお姉さんに弄られる。 一応コレも営業みたいなモンだからなぁ。
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