第1章

3/6
前へ
/6ページ
次へ
わたしはずっと待っている。 待つことがわたしのお仕事だから。 小さな子はわたしを怖いと言う。 大人はわたしを訪れることを「義務」だと言う。 誰も望んではわたしを訪れない。 けれど、わたしはずっと待っている。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加