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橙side
オレは今日大好きな彼女に別れを告げる…
出来る事ならば別れたくない。
ずっとそばに居たい。
でもこれは大好きな実彩子を守る為の方法。
実彩を守る為ならなんだってする。
橙「ごめん…別れよう」
紫「なっ…なんで??泣」
見たくない…実彩の泣き顔なんて…
本当にごめん。理由は言えない…
ずっとそばに居れなくてごめん。
頭を撫でる。
ダメだと分かってても勝手に身体が動いてしまう…
このままこの場に居たらきっと抱きしめて離したくなくなる。
部屋をあとにする…ドアが閉まった瞬間今まで我慢してた感情がいっきに溢れ出す。
橙「…ッ(泣)」
ごめん…実彩…大好きだよ…
ドア越しに実彩子の泣き声が聞こえる。
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