王国の記録
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秋の展望台。監視の家来が呼ばれる。 王様は監視に告げる。 「この国を見てみたい。どれほど美しいかこの目に焼き付けたい」と。 眼鏡の監視は答える。 「美しい王様。この国は王様のように美しいです」と。 王様は満足げにうなずくと、監視を続けさせる。 家来は監視に戻り、いつものように醜い国に目を向ける。
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