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視線をそこに向けたら、刺激のあったところに赤い華が咲いていて。 『……っ。』 『それとも、もっとしたかった?』 意地悪な顔で、また1つ緩められたシャツ。 言われた言葉のせいで、どんどん顔が火照ってきちゃう。 もっと、したかった……かも。 欲していた自分の気持ちを改めて確認したら恥ずかしくて、両手を頬に当てた。 『その顔、そそる。』 手首を掴まれて、隠していた真っ赤な顔に、部長がどんどん近付いて。 『しよっか。もっと……深く、印を付けられるコト。』 部長が、妖艶とかそういうのより、もっと凄い雰囲気になっていて。 お願いだから、視線を絡めたまま、キスしないで。 私が、止まらなくなりそう。
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