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背後からえびを一匹かっさらった秋也にチョップをかまし、これ以上つまみ食いされてたまるか、とさっさと全て盛り付ける。
夏「よし完成!ほら、持ってくから手伝え!」
春秋「「はーい」」
できたばかりの海鮮ちらしとお吸い物、エビフライに唐揚げ、それからサラダなどの付け合わせと食器を持って、バルコニーに出る。
外はもう暗く、夜空には星が瞬いていた。
秋也力作の笹が、穏やかな夜風に揺れている。
用意されたテーブルにご馳走を並べ、席につく。
夏「さて…それじゃ」
「「「いただきます」」」
手を合わせ、箸をつけた。
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